使い始める前にまず洗濯を

新しいタオルには、製造時についた細かい毛羽やほこりが残っていることがあります。そのため、ご使用前にまず一度洗濯していただくことをおすすめします。
洗濯によりしっかり水を通すことでタオルの吸水性が向上し、使用時に快適に使うことができます。
また、洗濯によって毛羽の飛散やパイル抜けも軽減されます。

新しいタオルは色落ちしやすいことがあります。特に濃色のタオルは注意が必要です。しばらくは単独で洗濯するか、同じ色のものと一緒に洗濯することをおすすめします。色落ちが心配な場合は、最初の数回は手洗いで行うと安心です。

洗濯時の注意

たっぷりの水で単独洗いを

タオルのプリント部分に含まれる色素が他の衣類に移る恐れがあるので、他の衣類とは分けて洗ってください。
また40℃以上の高温のお湯で洗うと色落ちしやすいため、避けてください。

もみ洗いはしない

激しくもみ洗いをすると、毛の向きが変わって地色(白色)が見えたり、色落ちしたりすることがあります。
また毛抜けの原因になるのでお控えください。

もみ洗い前
もみ洗い後

柔軟剤は使用しない

洗濯時に柔軟剤を使用すると、タオルの吸水性が低下する恐れがあるだけでなく、毛抜けの原因となるため避けてください。
長年使い、ゴワゴワと硬くなってしまった場合のみ使用するようにしてください。

洗濯ネットの使用を

洗濯ネットに入れて洗濯すると、タオルのパイルがファスナーや金具に引っ掛かるのを防ぎます。

塩素系漂白剤は使用しない

塩素系の漂白剤を使用されると色落ちしやすくなるため使用しないでください。
またタオルの繊維を傷め、脆くする可能性があります。
代わりに、タオルを漂白する場合は、酸素系漂白剤を使用することをおすすめします。酸素系漂白剤は、タオルの繊維を傷めることなく、より柔らかく漂白することができます。

乾燥のしかた

濡れたままで放置しない

濡れたままの状態で長時間放置することは、色移りの可能性があるため避けるようにしてください。また、脱水時の遠心力でパイルが潰れてしまうため、タオルがゴワゴワとした仕上がりになってしまうことがあるので注意が必要です。
さらに、雑菌が繁殖し、生乾き臭やカビなど、人体に悪影響を及ぼす危険性もあります。それたを防ぐためにも脱水後は放置せず、早く干すことが重要です。

陰干しがオススメ

直射日光での乾燥も問題ありませんが、紫外線による色褪せを防ぐためにも裏返しにして、風通しの良い場所へ陰干しすることがおすすめです。
天日干しの場合、紫外線が生地にダメージを与え、タオルを硬くしてしまう可能性があります。また、せっかくのプリントが色褪せてしまう原因ともなります。

タンブラー乾燥は避ける

しわや縮み、形のゆがみ、毛羽立ちの原因となるため、避けることが重要です。

洗濯表示

洗濯表示として下記該当いたします。
ご参照ください。

液温は40℃を限度
洗濯機で弱い洗濯ができる
塩素系および酸素系漂白剤の使用禁止
タンブル乾燥禁止
ドライクリーニング禁止
日陰のつり干しがよい
アイロン仕上げ禁止